経理経験で飛躍へ!

経理 転職

こんにちは!おべんと君@企業内診断士です。

今回は「経理経験で飛躍へ!」についての記事です。

以前書いた「価値観を180度変えた、ERP導入プロジェクト」の終了後、上司と相談して経理部に異動させていただきました。

そしてこのキャリアチェンジは大きな分岐点で、中小企業診断士や転職に大きく影響しています。

当時の状況やその後の自分にどういった影響を受けているか等、お伝えしたいと思います。

お気軽にお読みいただければ幸いです。

この記事がお役に立てる方
 ○経理職で転職を考えている方

経理部の仕事

電卓と損益計算書

異動当時は36歳。生産管理部門で約12年間積み上げたキャリアを一度捨てた異動でした。

元々経営企画への打診があったのですが、簿記2級を取ったこともあり、一度会社のお金の流れを理解したい、会計知識を身に付けたい、という考えがあり、経理部に異動させていただきました。

 

①単体決算:手仕訳

36歳というそこそこの年齢ながら実務経験を積むため、一番若手が担当する業務をやらせていただきました。

それは、当時システムで自動化できていない仕訳を、ひたすら手で仕訳計上するというものでした。

会社にとってはかなりコスト高の仕事でしたが、実務における「仕訳」をかなり理解できました。

 

②単体決算:損益計算書

仕訳の仕事を引き継いだ後、会社全体の損益計算書の取りまとめを行いました。

経理業務はかなり分担制になっており、各人の「締め作業」と損益計算書がどのようにつながっているのかを実務的に経験でき、非常に勉強になりました。

また作成者が経理部長以下役職者に業績報告をする必要がありました。自分で作った損益計算書を読み解き、ポイントを絞って簡潔に分かりやすく説明しなければならず、財務諸表の読み解きはそこそこ身に付いたと思います。

 

③連結決算:連結損益計算書

連結決算担当の課に異動になり、簡易的な月次連結損益計算書を一人で作る仕事を担当しました。連結決算は以前合格した当時の簿記2級の試験範囲外だったため、実務を行いながら連結会計の勉強を行いました。

連結決算の流れや、どの決算処理が財務諸表に大きなインパクトを与えるのか?が理解できたのは非常に大きな経験でした。

「のれん」「非支配株主持分」「未実現損益」など、診断士試験で出題された用語も数多く目にし、診断士試験の復習にもつながりました。

 

④連結決算:法定開示資料作成

上場会社では四半期ごとに業績開示が義務化・法令化されています。特に年度末以降は、

○決算短信
○招集通知・注記表
○有価証券報告書

という法定開示資料の作成を行います。

会計基準の改正や新しい会計基準が施行されると、上記書類に記載する文章を考えることになります。広辞苑並みの会計監査六法を読んで会計基準の条文を理解し、社内や公認会計士と調整する、といった業務です。

誰でも見れるTDnet(東証)EDINET(金融庁)内で、私が作成した資料が公共の場に存在しているのは嬉しい気分です。

時々、診断士の1次試験財務・会計で、開示や会計基準に関するマニアックな問題が1,2問出題されますが、当時はその分野が業務範囲だったので、得点源でした。

 

経理経験を活かした飛躍

飛躍

この経理経験は、その後の自分にとって大きな強みとなり、飛躍につながりました。

 

数字の仕事が回ってくる

皆様も同じ経験をしているかもしれませんが、自分が思うほど中小企業診断士の知名度は高くありません、残念ながら・・・

そのため、中小企業診断士の試験は何を勉強するのか?を知らない人は周りに多いです。

しかし「経理経験がある」という経歴が乗っかると、「経理経験=数字が分かる」とみなされます。

経理部の後に経営企画部に異動して、財務諸表の分析業務が割と多めに割り振られましたが、中小企業診断士を取ったということよりも、経理経験があることが評価されていたように感じます。これも残念な話ですが・・・

現在経営企画職で勤務している転職先でも同様で、競合他社の財務分析や経理課メンバーとの決算資料の改善活動においても、この経理経験が生きています。

企業内診断士だからこそ、異動という機会が活用できる事例だと思います。

 

転職活動で有利

転職先では経営企画職として働いていますが、実は転職活動中は経理職で探していました

(なぜ経理職から経営企画職として中途採用されたかは後日ブログに書きます)

41歳で転職活動を始めるにあたり、転職エージェント(私はリクルートエージェントでした)と話をしていく中で、以下の理由から経理職希望で活動しました。

①直近でしっかり経験した職種の方が転職しやすい
 →辞める直前の経営企画職はわずか数ヶ月、対して経理職は5年。
②経理職は募集している企業が多い
 →組織の大小はあれど、一定の規模の会社には必ず経理部門はある。

企業によって求めている経験やスキルの高低はありますが、確かに経理職の転職先は多いです!!

システム化やシェアードサービスの活用などにより環境変化に対応する必要はありますが、経理職の希少性を感じました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

業務内容は企業間で汎用性が高く、かつ一定の専門知識が求められる経理経験は、募集企業の多さから見て、転職市場において強みになります。

経理の中で専門性を積むもよし、経理知識を活かして経営企画や事業企画のキャリアチェンジに挑戦するもよし。幅広いチャンスがあります。

もし現在経理職で将来についてお悩みの方へ、少しでもこのブログがお役に立てればうれしいです。

また企業内診断士の方にとっても、経理職についても少しでもご理解いただければ幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

以上、おべんと君でした。