こんにちは!おべんと君@企業内診断士です。
今年の1次試験の受付が開始されましたね。
スケジュール管理と体調管理に気を付けて勉強を進めてください!
今回はそんな試験に関係するお話。
以前メンバーの一人として活動していた「一発合格道場」についてお伝えしたいと思います。
いわゆる受験生支援団体の活動に対する考え方は、人によって様々だと思います。
「やってよかった」「合格の助けになった」「大変だった」「時間の無駄」「偉そう」「サークル」「つながりが増える」等々。
色々な考え方を理解した上で、改めてあの活動を振り返った私の考えを率直にお伝えしていきます。
この記事がお役に立てる方
○受験生支援に興味がある方
〇一発合格道場に興味がある方
受験生支援団体とは何か

その名の通り、資格勉強をしている人(受験生)を支援する団体のことです。営利目的ではなくボランティア的な無償の活動がほとんどです。
一般的には、試験合格者が翌年1年間程度、ブログやセミナーを開いて受験生に情報提供を行い支援していく、といった活動になります。
この受験生支援団体がある国家資格は、中小企業診断士以外には見当たらず、他の士業資格では存在しないようです(あったらすいません)。
そんな状況だったので、自分なりになぜ中小企業診断士だけこういった団体があるのか?を考えてみました。
一般的に国家資格の解答は正式に公表されないことが多く、各予備校それぞれが考えた模範解答を公表します。
その際、各予備校の模範解答がある程度似た内容になるのが多いようですが、中小企業診断士、特に2次試験の事例Ⅰ~事例Ⅲについては、各予備校の模範解答がバラバラになることの方が多いです。
こうなると、受験生としては何を信じればよいかわからなくなりますよね?
その混沌とした状況を打破できる存在が「その年の合格者」です。
「その年の合格者」が書いた答案と点数は、協会から得た一種のエビデンスです。彼らが何を勉強して何を考えてどうやってその答案を書いたのかを知ることは、合格に近づきそうですよね。
そんな診断士特有の環境から、受験生支援団体が生まれたのではないかと勝手に思ってます。
一発合格道場とは何か

一発合格道場も受験生支援団体の1つであり、2010年に5人の一発合格者が、中小企業診断士試験の必勝勉強方法をアドバイスするために立ち上げたブログが、一発合格道場のスタートになります。
そこから10年以上、毎年直近の合格者達が1年間ブログを投稿し、定期的にセミナーを開いています。
支援団体は他にも複数ありますが、一発合格道場の特徴は「少数」「長い」「熱い」という点です。
少数
基準は何もないのですが、いわゆる風土なのかもしれません。ちなみに私の代は12人でしたが、絶妙に最高の人数だったと思います。
長い
これはブログが長文・・・というわけではありません。いや、そういう記事もありますが・・・(自分が書いた記事も)
長いというのは、10年以上合格者達が書いてきたブログの記事というノウハウが詰まったサイトということです。
もちろん古くなってしまった記事もありますが、参考書・問題集の使い方や勉強法は色あせない内容も多々あります。こういった情報は非常に有益です。
熱い
私が一発合格道場だけしか知らないので100%主観ですが、メンバーの熱量がすごいです。
見るからに熱い人、見た目はクールだけど秘めた思いが熱い人、様々ですがとにかく熱いです。
とはいえ別にメンバーに活動を強制することもなく、業務や家庭の事情などでブログの順番を交代する、セミナーの分担を調整するなど、少数のメンバー間で助け合いながら運営しています。
この助け合いもまた熱いです。
仲間が増える

一発合格道場や受験生支援団体を崇めるつもりはありませんが、一発合格道場で1年間活動して良かったと思う最大のポイントは、「仲間が増える」ことです。
よく診断士活動で「人脈が増える」という言葉を聞きますが、個人的にこの言葉は好きになれず、「仲間」という言葉を使わせていただきます。
ヨコの仲間
まずヨコの仲間ですが、同期診断士として1年間共に濃い活動をしていく仲間がいます。
中小企業診断士というただ1つの共通点だけで、今まで会ったことも住むところも共通点も全然無い12人が、1年間少数で協力しながらブログ記事やセミナー運営というプロジェクトを行うことになります。
ただいざ出会ってみると、実は同じ学校の先輩後輩だった、といった思わぬ偶然もあったりします。
私の代は、道場活動終了後は連絡を取りあうことはほとんどありませんが、年1回は必ずリアルで会います。
ただ知り合って3年ですが、いまだにリアルで12人全員揃ったことは一度もありません。
個人的には12人全員揃ってしまうと次に会う機会は二度と来ない気がしているので、生涯全員揃わない方が良いかもしれません(笑)。
タテの仲間
次にタテの仲間ですが、一発合格道場は10年以上続いていると書きました。
その期間に各代を務めた道場の先輩方が多数います。
また私の後に道場メンバーになった方々もおり、一発合格道場が続く限りどんどんタテのつながりが増えていきます。
さらに先輩とはいえ部活動ではなく大人の付き合いですから、緩い関係性を保ちつつ、セミナー運営や診断士としての相談に乗っていただくこともできます。お仕事につながることもあります。
私も診断士活動について相談したり、研究会にお声がけいただいたり、私の勤務先での困りごとについて先輩診断士のセミナーを紹介したり、など非常に助けていただいています。
やってよかったか?

やってよかったですね。(さすがにこの流れでやらなきゃよかったとは書けませんしw)
タテとヨコの仲間が増えることはもちろん、ブログ投稿のおかげでWordPressへの抵抗がかなり無くなりました。
その結果、まだまだ改善点だらけですが、自分でこのブログを立ち上げることができました。
またTwitterを始めるきっかけになったのも一発合格道場の影響です。ありがたいことにそのおかげで、仲間の範囲が広くなっています。
さらにWordpressやTwitterは、どちらも文章を通じて相手に伝えるという共通点があります。そのおかげで、相手に分かりやすく伝える文章力は、以前より身に付いたと感じています。
ちょうどこのブログを書いている時に、同世代の診断士仲間と一席設けたのですが、会うたびに全員新しい環境に飛び込んでいて、さらに「次こういうことやりたい」という話がどんどん出てくるんですよね。
会社だと、新卒から働いて定年までを考えると大体折り返しの時期。新しいことというよりは、残りの期間をどんな感じで過ごそうか?のような、なだらかな話の方が多いのではないでしょうか。
この診断士仲間と会社とのギャップはすさまじいですし、刺激を受けますなんて言葉が生ぬるいくらい気持ちがバシッとします。
実際この飲み会から、「今度これ一緒にやりましょう」という話にもつながりますし、「今度一緒にその会合出てもいいですか?」といった新しい道に飛び込むきっかけにもなります。
こういった表裏や忖度のない仲間と知り合うことができたのは、一発合格道場の活動が根底にあります。
やるべきか?

やるべきかどうかはその人次第ですね。当たり前やん!って話ですが。
私が活動していた時に、Twitterで「受験生支援なんて時間のムダ。バリバリ診断士活動やった方がいい」というつぶやきを目にしたことがあります。
目にした直後はへこみましたが、確かに一理あります。研究会やプロコン塾、マスターコースなど新人診断士には魅力的な活動ばかりです。
また私が診断士になった直後にコロナ禍になり、補助金を中心とした仕事がたくさんあります。そちらに時間を使った方が、診断士としてよりスキルや実務が身に付きます。
ただ、1年間支援団体の時間を使ったせいで、その後の診断士活動が実際うまくいかないのか、というとそういうわけではありません。
診断士活動は同期や人と比べるものではなく、自分がどうしたいか、顧客に何ができるか、が大事だと思います。
結局自分次第なので、その日その時のご自分の思いや環境でご判断されると良いと思います。
まとめ

時々、リアルでお会いした診断士の方に、「あっ、おべんと君ですよね?道場読んでました!」とお声がけいただくことがあります。照れくさいですが、誰かの役に立ったことは非常に嬉しいです。
そしてこれがきっかけで、リアルでは初対面ながら一気に距離が縮まります。
そんな一発合格道場ですが、診断士に最適な学習法が多々蓄積されていますので、ぜひご覧ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
以上、おべんと君でした。

