企業内診断士から見た地域診断士会の話

地域 中小企業診断士活動

こんにちは!おべんと君@中小企業診断士です。

今回は、地域診断士会のことについてお伝えします。前回同様東京都が中心のお話になりますがご了承ください。

「地域診断士会って何?」「どんな活動しているの?」「協会と違うの?」「企業内で活動できるの?」そんな疑問にお答えしたいと思います。

この記事がお役に立てる方
 ○地域診断士会について知りたい人
 〇地域診断士会に入ろうか迷っている人

地域診断士会とは何か

商店街

それでは地域診断士会について、説明いたします。

 

地域診断士会とは

主に特定の地域にある中小企業や商店街の活性化や発展を目的として、中小企業診断士を中心に組織化された団体です。地域診断士会というのは通称の1つで、士会とも言われます。

東京都には地域診断士会として、以下の16団体があります(22年8月時点)。

特定非営利活動法人 東京都中央区中小企業経営支援センター
特定非営利活動法人 東京都港区中小企業経営支援協会
特定非営利活動法人 文京区中小企業経営協会
一般社団法人 ちよだ中小企業経営支援協会
一般社団法人 城西コンサルタントグループ
特定非営利活動法人 中野中小企業診断士会
特定非営利活動法人 杉並中小企業診断士会
一般社団法人 せたがや中小企業経営支援センター
一般社団法人 東京大田中小企業診断士会
特定非営利活動法人 品川中小企業診断士会
一般社団法人 渋谷区中小企業診断士会
一般社団法人 荒川区中小企業経営協会
一般社団法人 多摩西部コンサルタント協会
特定非営利活動法人 tnc中小企業支援センター
特定非営利活動法人 たま産業支援センター
一般社団法人 多摩経営工房

「一般社団法人」もしくは「特定非営利活動法人(NPO)」で運営されています。

団体によってバラバラですが、入会金・年会費がかかります。

私が所属している士会は入会金が割高でしたが、企業内診断士である私でも、受託した業務報酬で入会後1年以内に入会金・年会費共に回収できており、2年目以降も年会費分以上の収入を得られています。

 

地域診断士会の活動

士会それぞれにカバーしている区域があり、商工会や金融機関等と連携して活動しています。

一例として、私が所属している士会では主に以下の仕事を受託しています。

  • 経営相談窓口
  • 創業支援
  • 補助金申請支援
  • 地域、商店街活性化支援 等々

仕事の割り振りは、会員の方が受託した仕事について、定例会で受託希望者を募って業務を進めるというのが主な流れです。

 

協会との違い

協会と士会の違いの大きな点は、活動の違いと感じています。

協会は中小企業診断士の資質向上が目的の1つとなっており、有償業務を協会員に斡旋することもありますが、支部活動研究会など、報酬を主としない活動もあります。

士会は報酬がある業務を会員間に斡旋して対応することが活動の中心で、研究会などの資質向上は行いません。

もちろん初めての受託業務については、事前レクチャーを受ける、先輩診断士に付いて流れを理解する、といったことはありますが、基本的には自分でスキルを向上させることがほとんどです。

ですから、「バリバリ業務経験を積みたい」という方は、士会活動の方がおすすめです。

また士会では、必ずしも中小企業診断士であることや協会員であることが求められるわけではありません。実際私が所属している地域診断士会では、税理士や社会保険労務士の方も所属しています。

 

企業内で活動できるか

活動

結論:活動はできます。

私が所属している士会は、独立診断士が圧倒的多数です。士会として受託している案件も平日の日中対応が必要なことが多いので、企業内診断士では手を挙げづらい案件が多くあることは事実です。

とはいえ、例えば商工会の分析資料作成や、土日の商店街街来者調査等、案件によっては平日夜や土日を使って対応できるものもあります。

私は士会に入会して3年目ですが、毎年何らかの案件に携わり、他の診断士の方にも存在を認知していただいています。微々たるものですが、まさに継続は力なりです。

 

まとめ

地域貢献

私が所属している士会は、土曜日に定例会があります。平日は業務都合で研究会の参加が難しい分、こちらの定例会には参加しやすく、特に親しくしてくださる諸先輩方が多数おられます。やはりリアルの関係が一番です。

ちなみに私が所属している三多摩支部のエリアは地理的に非常に広く、士会が4つあります。

東京都以外の場所に地域診断士会があるかわからないのですが、もしこのような団体がありましたら、地域貢献への一助や実務経験のきっかけとして入会されることをお勧めします。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

以上、おべんと君でした。