【中小企業診断士勉強法】TBC 抽象化ブロックシートの使い方

勉強 中小企業診断士試験

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こんにちは!おべんと君@企業内診断士です。

以前の記事「中小企業診断士1次試験でTBCを選んだ理由」で、早稲田出版の1次試験のテキストであるTBC速修テキストについてご紹介しました。

今回は早稲田出版の2次試験のテキスト「速修2次テキスト」にある【抽象化ブロックシート】を活用した勉強方法についてお伝えします。

中小企業診断士2次試験の勉強で活用すべき知識が詰め込まれた抽象化ブロックシート、2次試験会場でも読んでいる人は結構多いんですよね。

基本的には【覚える】ことがメインですが、

具体的に抽象化ブロックシートを2次試験でどのように使うのか?

私が実際に行っていた勉強法をお伝えします。

☆TBC2次速修テキストはこちら

なお、1次試験でも私はTBCの速修テキストを使っていまして、そちらに関する内容を記事にまとめていますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。

ちなみに、中小企業診断士資格に関する1次試験、2次試験の勉強法を広く深く知りたい方は、

一発合格道場が一番お薦めです!

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社会人としてバリバリ仕事をこなしつつ、中小企業診断士試験に挑んだ初学者達が、ストレート合格・一発合格を果たした軌跡(奇跡?)を綴ります。勉強法・学校と独学の比較、難易度と合格率、1次試験・2次試験対策、転職や年収、おススメ暗記術などの「合格...

ということで、私がお伝えするのは、早稲田出版・TBC受験研究会に関する内容のみとなりますので、ご了承くださいませ。

この記事がお役に立てる方
 ○中小企業診断士2次筆記の勉強法について知りたい方
 ○抽象化ブロックシートの使い方について知りたい方

抽象化ブロックシートとは

付箋

具体→抽象→具体の考え方

そもそも抽象化ブロックシートとは、どういったものでしょうか?

これはTBC受験研究会が解法として考えている「具体→抽象→具体」という考え方から来ています。

  • 2次試験は1次試験で学習する知識がベースとなって作問されている。
  • そのため、本試験の文章と1次知識と紐づけする必要がある。
  • そして紐づけされた1次知識から導き出せる課題や施策具体的に解答する。

この時、具体的な内容が書いてある与件文や設問文(具体)を1次知識に変換(抽象)するという工程を、

「具体→抽象」と呼びます。

また抽象化した1次知識から導き出せる課題や施策(抽象)を、設問に沿って具体的に解答(具体)するという工程を、

「抽象→具体」と呼びます。

抽象化ブロックシートは、上記の具体→抽象→具体」のプロセスにおいて、紐づけする1次知識をまとめており、2次試験で特に必要な1次知識を厳選しているものになります。

 

抽象化ブロックシートの中身

実際に書籍を購入して確認していただくのが一番ですが、事例Ⅰから事例Ⅳで必要な知識がナンバリングされたカード形式で掲載されています。

一例としては以下のような形式になっています。

【機能別組織】
1.機能別組織のメリット・デメリット
 ①メリット:
  a. ・・・
  b. ・・・
 ②デメリット:
  a. ・・・
  b. ・・・
2.機能別組織の運営上の留意点
  a. ・・・
  b. ・・・ 

このように、1次知識の個別論点について、覚えるべき情報がまとまって掲載されています。

これらを正確に網羅的に全て覚え自分の言葉で書けるところまでインプットとアウトプットを高めていくことが重要です。

 

1次と2次における知識の使い方の違い

マークシート

抽象化ブロックシートにある項目は、1次試験で学習済なので改めて一から覚えるわけではありません

ただ、覚えた知識の使い方が1次試験と2次試験では決定的に違います

 

①正確に覚えているか

1次試験はマークシートで選択式のため、多少うろ覚えの知識でも選択肢を絞り込むことができますし、全く分からない問題でも確率で正答だった、ということも起こりえます。

しかし2次試験、特に筆記試験については論述試験です。うろ覚えの知識では作文ができません

もし設問で、「機能別組織のメリット・デメリットについて書きなさい」と問われているのに、間違えて事業部制組織のメリット・デメリットを答えてしまった場合、点数が入らない可能性が高いのはお分かりいただけるかと思います。

1次知識を正確に覚え正しく書けることが求められます。

 

②しっかりと説明できるか

2次試験は論述試験です。問われたことに対して、作文して解答を書く必要があります。

1次試験のように選ぶのではなく、自分の言葉で説明できるまで知識濃度を高めていく必要があります。

問われている内容の答えが分からなければ何も作文できず、白紙という状態に。

これでは点数が入らないのは分かりますよね。

このように、1次知識を正確に覚えて理解して文章で書ける力をつけることが、2次試験では求められます。

 

抽象化ブロックシートの使い方

how

これは私、おべんと君が実際に抽象化ブロックシートを使って学習していた時の内容でして、一つの参考にしていただければ幸いです。

 

ひたすら覚える

とにかく覚えましょう

題目はしっかり覚えた上で、抽象化ブロックシートに書いてある内容を丁寧に覚えましょう。

私は毎日通勤で黙読、昼休みも会社の自席で黙読、自宅でも毎日読んで書いて、ひたすら覚えました。

覚え方については、皆様の独自のやり方で構いませんので、是非色々試してみてください。

とはいえ、覚えることが大事なのではなく、2次試験でこの知識を活用できるようにすることが重要です。

そのためにはひたすら覚えるだけではだめです。

 

抽象化ブロックシートと設問文・与件文をつなげる

本試験において、設問や与件抽象化ブロックシートの1次知識結びつける必要があります。

もし結びつかないと、せっかく1次知識を覚えても、解答に反映できないまま試験が終わってしまっては意味がありません。

先ほどの例ですと、問題用紙にはっきりと「機能別組織」と書いていればすぐに1次知識を思い出せますが、

実際の本試験では曖昧な表現が多く、その曖昧な表現から1次知識を結びつける必要があります。

そのために私はとある勉強法を行っていました。

それは、抽象化ブロックシート本試験や演習の設問文・与件文に載っている1次知識の表現をメモして、

設問文・与件文の表現と抽象化ブロックシートの内容をセットで覚えることをしていました。

具体的には、少し古いですが平成28年事例Ⅰにこんな文章があります。

  • 3代目社長が、他社に先駆けてオフセット印刷機を・・・
  • 4代目社長が他社に先駆けて進めてきたデジタル化によって・・・

この2つに共通する「他社に先駆けて」という表現を見て、1次知識のどの論点を連想されますか?

 

一例として、「先発企業の戦略」が連想できそうですよね。

抽象化ブロックシートにも「先発企業の戦略」はバッチリ掲載されており、

先駆けて~、パイオニア~ は先発企業を思い出す

という付箋が私のページには貼ってあります。

このように、抽象化ブロックシートの知識と設問文・与件文をつなげて覚えていくと、「具体→抽象→具体」の知識幅と変換スピードを強化することができます。

抽象化ブロックシートを使って勉強されている方がおられましたら、過去問や今までこなしてきた演習を題材として、知識と設問文・与件文の紐づけができるように、ぜひこの方法を試してみてください!

 

まとめ

  • 日々のスキマ時間で抽象化ブロックシートをインプットして、
  • 事例や演習を解く際に覚えた知識と設問文・与件文を紐づけしてアウトプットする

このサイクルを最後の1年はずっと回していました。

「具体→抽象→具体」の考え方は、試験だけでなく会社や診断士業務でも非常に効果を発揮します。

例えば診断士登録に必要な実務補習では、事業者様にインタビューを行い、その内容を基にSWOT分析を行い、方向性を考えて、課題設定と具体的な施策案を報告書にまとめて提案します。

この時、事業者様インタビューでの具体的な内容を、抽象化して方向性や課題設定を行い、具体的な施策案に落とし込みますので、まさに「具体→抽象→具体」を何往復もしてまとめていきます。

また中期経営計画立案時に各部門の施策をまとめていくときも、

(具体)仕入には××の問題があり、供給にも△△の問題がある
  ↓
(抽象)サプライチェーンの安定化

(具体)小売店へ一歩踏み込んだ販売支援を行いたい
  ↓
(抽象)提案型営業を推進する

のように、具体と抽象を頭の中で行き来しながら、関係部門とまとめていきました。

試験勉強しながら実務においても有用なスキルが身につく抽象化ブロックシート、是非試してみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

以上、おべんと君でした。